4連勝をかけて、、、
3連勝で迎えた残留争い直接対決
前回書いてからだいぶ時間が空いてしまいました、、、笑
2個前の時に後期初勝利を挙げた試合のことを少し書いたと思います。
その後、残留を争うチームとの対決に2試合連続で勝ち今シーズン初の3連勝を達成しました!
20節 VS MSK ZARNOVICA (A)
3 ー 0 win
21節 VS Liptovska Stavnica (H)
4 ー 0 win
20節では今季アウェーゲーム10試合目にして初めてのアウェーでの勝利、勝ち点3 !!
やっと勝てました! 長い、本当に長かった~
毎度アウェーで勝てなさ過ぎて少し嫌なイメージがある中でのアウェーでの試合でしたが見事に快勝して、アウェーの嫌なイメージを少し払拭する大きな勝利となりました。
21節は前期に 1ー7 と大敗した、チームとの対戦。2連勝という勢いもあり幸先よく先制点! 前半で3点取り、後半に追加点を挙げて4-0で危なげなく快勝。これで3連勝!
20節からフォーメンションを少し変え守備的にした監督の采配が功を奏して、守備が安定し、前期のチーム状態から考えたら信じられない2試合連続無失点での勝利!
(前期は1試合の平均失点数が3失点以上でした、、、笑)
守備が安定したことにより、攻撃の歯車もかみ合い、2試合で7得点。
やっぱりサッカーは守備が大事。安定した守備があって、初めて良い攻撃が生まれる。
そんな基礎を改めて再認識することができ、結果以上に意味のある2連勝になりました。
そして迎えた先週の試合
相手は今節も、残留を争う相手との大一番。
前期は 15位と自分たちよりも低い順位で終わったものの後期に向けて大幅にメンバーを変えて、後期開幕から上位チーム相手に破竹の勢いで4連勝。前期のメンバーはだれも居ないんじゃない? と言うくらいの変わりようでした。 直近2試合は連敗したものの前期とは別チームに生まれ変わっている相手とのアウェーでの試合。ただ自分たちも、アウェーでの初勝利を含む3連勝と勢いに乗る中で、自信を持って試合に臨みました。
22節 VS MSK RIMAVSKA SOBOTA
0 ー 3
ただしかし、、、残念ながら完敗でした。
悔しいですね
8試合ぶりの無得点と攻撃も沈黙、守備も3試合ぶりに失点して点差どうりの完敗。4連勝とはならず今節試合をしたMSK SOBOTAに勝ち点で並ばれ残留争いから一歩抜け出すことができませんでした。
内容としても怪我人、体調不良者が数人でてしまい大事な試合をベストメンバーで戦えず、攻撃もちぐはぐ、守備も自分たちのミスを突かれて3失点。
ただでさえチームの人数が少ない上に怪我人、体調不良者がでてしまいベンチで100%の状態でプレーできる選手はたった1人という状況でチームの選手層の薄さが結果に繋がってしまいました、、、。
個人としても、初スタメンの選手、慣れないポジションでプレーする選手がいたなかで、自分がそういう選手の良さを引き出し、伸び伸びプレーできるように、気を使ったプレー意識しないといけませんでした。
☝ 芝の状態も観客席ふくめて物凄く奇麗なスタジアムでした
(相手選手、サポーターは民度が低く、態度が悪かったですが、、、、負け惜しみですね笑)
この負けを弾みに
来週は4連戦最後の試合で現在最下位に沈んでいるチームとの対戦。
負けを引きずらずにしっかり勝ち切れるか。
ここでしっかり勝ち切れるかでこの 0-3 の負けの意味も大きく変わってくると思います。残留争い対決を必ず勝ち切って、これから控える上位チームとの試合にいい雰囲気で臨みたいと思います!
☝ 現在の順位表 (11位)
来週の試合を終えると自分たちより下位のチームとの試合を前部終えてしまい、残すは上位のチームとのみになり、厳し戦いが待っていそうです笑
この試合ではこんなシーンも😠
頭ポカーンとしちゃいましたね笑
次回 ☞ 勝ち切って後期終盤戦に弾みをつけることはできたのか?!
ここにきてやっとスロバキア観光
日本人の方達と共にスロバキアの東に
実は先週の土曜日の試合には対戦相手に日本人の方がいました。
またスロバキアの日本大使館で働いている日本人の方がわざわざ試合を見に来てくださり、チームメイトの日本人の方と合わせて4人で次の日(日曜日)スロバキア観光をすることになりました。
昨年から数え、スロバキアに滞在して約4ヶ月くらい経ちますがいまだに観光に出かけた事がなく、スロバキアのことをもっといろいろと知りたい僕にとっては願ってもない機会でした。
スロバキアの観光地は多くが首都ブラチスラバ(西側)に集まっているのですが、今回訪れたのは、いずれもスロバキアの東に位置する観光地。
一つ一つ説明すると長くなるので写真メインで雰囲気だけ伝わればと思います笑
シトゥルブスケー・プレソ (スロバキアのリゾート地?)
http://シトゥルブスケー・プレソ https://goo.gl/maps/v9qCEb6rzNozWdfX7
スキー、観光、健康のリゾートです。広大な駐車施設があり、タトラのトロリーとラック式鉄道に停車します。クリヴァンやリスィ山など、人気のハイキングの出発点です。
ものすごい山道を車で登り辿り着いたのがこここシトゥルブスケー・プレソ。
この日はイースターの真っ最中にもかかわらずもの凄く多くの観光客で賑わっていました。ものすごい大きな駐車場も8割方埋まっていました。ここは、まだ雪が多く残っていて、スキー板を担いでここからバスで更に山を登りスキーに行く人、ハイキングを楽しんでいる人がたくさんいました。標高がそこそこ高いという事もあり、4月中旬にもかかわらず体感温度は真冬並みでした笑
スロバキアには海、ビーチはありませんが、夏はハイキングで、冬はスキーなどで大いに賑わう立派なリゾート地がここにはありました。
シトゥルブスケー プレソ観光ガイド~定番人気スポットを参考に自分にピッタリの観光プランを立てよう!|エクスペディア
スピシュ城(世界遺産・天空の城ラピュタのモデル?!)
http://スピシュ城 +421 53/454 13 36 https://goo.gl/maps/ENN6FUZUCumCuDq28
スロバキア東部、のどかな田園地帯にそびえ立つ中世の山城・スピシュ城。18世紀に起こった火災で焼失し廃墟となるも、20世紀後半にその文化的価値が認められ、1993年には世界遺産に登録、今では世界中から観光客が訪れるスポットです。
崩れかけた城塞、哀愁を帯びた佇まい、たなびく雲海の上からのぞく城の姿はまさにジブリ不朽の名作「天空の城ラピュタ」そのもの!城マニアだけでなくジブリファン必見の古城です。
僕がスロバキアに滞在している間にどうしても行きたかったのがここスピシュ城。
現在は廃墟となっていますが、中欧でも大きな城の一つみたいで、天空の城ラピュタのモデルになった城と言われているみたいでジブリファン必見のスロバキアの観光スポットだと思います笑 天空の城ラピュタをしっかりと観て、復習してから行くべきでした笑
12世紀頃にモンゴルからの攻勢に対処するために建てられ、日本のお城とは見た目、雰囲気が全く異なり、圧倒される程の優雅な佇まい、存在感の強いお城でした。
スピシュ城に行けただけで子の観光は大満足でした笑
コシツェ(スロバキア第2の都市)
http://コシツェ https://goo.gl/maps/Xxmtd9VZN75AdPGe6
2008年9月、スロヴァキア共和国初の欧州文化首都となるべく選出されたコシツェ(Košice)は、ドナウ川支流のホルナート川に臨む国内第2の都市です(面積約245平方キロメートル、人口約24万人)。スロヴァキア東部に位置するコシツェは、国内西端にある首都ブラチスラヴァ(Bratislava)から約450キロ離れていますが、ハンガリー国境から約20キロ(ブダペスト国際空港から車で約3時間)、ウクライナ国境から約80キロ、ポーランド国境からは約90キロの距離に位置し、スロヴァキア東部の玄関口としての役割を果たしています。
初めて訪れたスロバキア第2の都市コシツェ。と言ってもメインストリートを歩き、聖エリザベス大聖堂を観て、夜ご飯を食べたくらいであまり観光はしてないのですが、、、笑
多分、昔の歴史が残るいい街です。多分笑
適当なことを書くのも良くないと思うので、コシツェはこんな感じで笑
こんな感じで日曜日は大使館で働いている日本人の方の車の運転のおかげで、スロバキアの東側を十分すぎるほど満喫することができました。本当に、感謝です。
次はスロバキアの西側、ブラチスラバを観光してスロバキアを浅く広くコンプリートしようと思います。
心身ともにリフレッシュすることができたとともに、スロバキアの歴史、大自然に改めて触れて今までより更にスロバキアのことが好きになりました笑
(もとからスロバキアの事は好きだったのであくまでちょっとだけです笑)
ただ声を大にして言いたいのは、スロバキアのこの気候、寒さだけは本当に嫌いでどうしても好きになれないとこであります😠 こればっかりは誰もどうしようもできないですが、、、。
さあ、切り替えて今週から始まる大事な4連戦にむけてしっかり準備していきます。
一緒に観光してくださった日本人の方、コシツェでお会いした日本人の方、みなさん本当にありがとうございました。
おまけの写真も載せておきます。
凄く楽しい休日になりました。
次回 ☞ 4連戦をかけて、、、
やっと後期初勝利👍
やっと掴んだ勝ち点3
4月16日
第19節 vs Tj TATRAN KRASNO (勝ち点18の12位)
前半 1 ー 1
後半 1 ー 0
合計 2 ー 1
先週の土曜日の試合で苦しみながらも後期初勝利をやっと挙げることができました。
上の写真のように吹き飛ばされて恥ずかしいこけ方をするシーンもあり、個人としては攻撃になかなか絡めなく納得いく試合にはなりませんでしたが、、、。
後期4試合目にしてやっとチームでつかんだ勝ち点3。
後期は16節 VS Filakovo ( 2-3 lose )
17節 VS Raktovce ( 1-2 lose )
18節 VS Novohrad ( 1-2 lose )
ここまで3試合連続で1点差の試合に勝ちきれず、勝負弱さを露呈して3連敗だった中で今度はしっかりと1点差の試合をものにすることができました。土曜日に対戦した Tj TATRAN KRASNO は自分たちより順位が2つ上で、お互い残留の為に負けれない試合だったので直接勝って勝ち点差を縮めることができたのが大きかったです。過去3試合は内容が悪くない中で、競り負けていましたが、今回はしっかり勝ちきれたのでこの勝利がチームの流れを変えてくれるといいのですが、、、笑
そしてなにより試合に勝ち、ものすごくお世話になっている会長の喜ぶ顔が見れて本当にうれしかったです。いつも洗濯や、芝の管理、運営など会長ほんとうにありがとう!
やっぱり勝つって最高ですね笑
来週からの大事な4連戦
自分たちは今勝ち点17の14位。
これから4連戦は全て順位が近い相手なので残留にむけてとても大事な4連戦になりそうです。この4連戦で勝ち点10以上GETできるように!!
ある意味地獄の4連戦になりそうです、、、笑
ちなみにまだ今年何チームが4部に降格するかはハッキリしておらず最大で6チーム降格するとか言われているので、もしそうだとしたら自分たちは今絶賛降格圏です😒
何が起きても降格しないように、残留圏の10位までまずは順位を持っていきたいところです。
また個人的にも怪我をせず、そしてチームの勝利と同じくらい、自分のパフォーマンスにこだわってやっていきます。(まだ0得点、0アシストなのですがシーズン前に決めた目標を必ず達成できるように)
次回 ☞ ここにきてやっっとスロバキア観光
スロバキア3部リーグの実態 (スタジアム、待遇、特徴)
スタジアム(環境)、待遇、サッカーの特徴
前回の続きで、今回はスロバキア下部リーグ(3部リーグ)のスタジアム(環境)、待遇など僕が知っている範囲、経験したこと、聞いたことを元に、ここに記そうと思います。
※あくまで僕が知っている範囲、経験したこと、聞いたことが元なのですべてのクラブがこうという訳ではありません。参考までにして頂ければ幸いです。
スタジアム(3部リーグ)
スロバキア3部リーグのチームは基本的に自前のスタジアム(グランド)を持っています。スタジアムと言っても
天然芝のピッチ ・ 屋根付きの観客席 ・ クラブハウス ・ 人工芝のピッチ
があるような形です。
スロバキア3部のクラブのスタジアムはどこも天然芝がめちゃくちゃ綺麗です。
— 荻野 広将 (@0310oginohiroma) September 6, 2021
観客席は決して多くなく少し寂しいですが、芝はしっかり手入れしてあって本当に綺麗です。毎日芝刈り機で手入れしてくれているおっちゃんに感謝です😌#スロバキア#天然芝めっちゃ綺麗 pic.twitter.com/qzHLGaCzuY
2部以上のチームは世間で言う所のスタジアム(観客席がしっかりとありピッチの周りがフェンスや観客席で囲まれているような感じ)をしっかりと保有しています。
- 芝(天然芝)の状態: しっかり管理していて綺麗なとこが多いいです。今までプレーした事がある国(ポルトガル下部リーグ、シンガポール1部、ボスニア2部)の中ではスロバキアが1番芝の状態はいいです。ただ冬は寒く、雪が多いこともあり、積雪で天然芝が使えないことや、溶けても積雪の影響で芝が凄く緩い状態が続きます。4月の現在もまだ前期に比べるとピッチは緩くプレーしづらい状態です。雪の影響で1月~3月終わりまでのプレシーズン(後期開幕前)は人工芝のピッチでトレーニングして、TMも天然芝を使わず人工芝でやることがほとんどです。
- 観客席: 観客席はどこのクラブもだいたい200~500席くらいしか無くて小規模です。試合に見に来てくれるお客さんも自分たちのリーグだと毎試合100~300人くらいと決して多くは無いので観客席の数も寂しい感じはしますが割と丁度良いです。 観客の数に関しては1、2部も決して多くなく、立派なスタジアムで収容人数が多いスタジアムでもお客さんがガラガラという試合をしばしテレビで観ます。スロバキア国内においてサッカーはアイスホッケーと並び人気は1番高いみたいですが、スタジアムに足を運ぶという文化があまり無いのかもしれません、、、。
- クラブハウス:ロッカールーム、シャワー室などがあり、カフェなどが併設されているクラブもあります。
- 人工芝のピッチ:どのクラブも必ずと言っていいほど天然芝のピッチの横などにフットサルコートくらいの人工芝のグランドがあります。基本は天然芝で練習しますが、天気が悪い日などは人工芝で練習したり、自主練で使うことができてとてもありがたいです。人工芝のピッチは常に開放しているので町の人も空いてる時は自由に使えてボールが蹴れるみたいで、サッカーが盛んなヨーロッパならではであり、こんな施設が日本にも沢山出来たらな~とよく思います。
待遇(3部リーグ)
待遇に関しては選手のレベルや、チームがお金があるのかどうかで大きく変わると思います。基本的に、住む家、食事(1~2食)、基本給などをいただける形が多いいと思います。その他にも、勝利給や、ビザを出してくれたり、提携しているジム、サウナなどに自由に行けたりなどこの辺りは自分の結果次第や交渉次第だと思います。スロバキアは日本に比べると物価は少し安いのでサッカーだけで生活することももちろん可能ですが、3部リーグでは決して大金を稼いだり、贅沢な環境で生活することは難しいと思います。
サッカーの特徴(3部リーグ)
これはスロバキアに限った話ではなく、ヨーロッパ、特に東欧の国に言えることかもしれませんが、みんなとにかく身長は大きいです。身長が大きく、身体も鍛えていて、フィジカルに自信がある選手が多いいです。CB,FWはとくにそのような特徴の選手が多いいです。ですので試合中も90分を通して肉弾戦が多く、球際の勝負はとてもエキサイティングです。ただ同じ東欧のボスニアに比べると削られることや、スライディングなどのラフプレーは少ないように感じます。3部リーグは、戦術的に特徴があるチームは少なく、自分たちのチームを含め殆どのチームが、セーフティーかつ、縦に速くです。俗に言う縦ポンです。そのような試合になることが多いですが、時には後ろからビルドアップで繋いでくるチームがあったり、チームとしての色を濃くもっているチームがあったりします。もちろんカテゴリーが上がれば、戦術レベル、技術レベルが上がり、いろいろな特徴を持ったチームがいると思います。
僕の個人的な見解で、変な認識をされたり、スロバキア下部リーグの名誉毀損にあたると困るのでこの辺にしときます笑
海外でサッカーをするにあたり、その国のサッカー、リーグの特徴が自分に合うかどうかは自分が成長するためにも、結果を残し上のカテゴリーに行くためにもとても重要だと思います。僕はこの国でやることで更に自分の特徴を伸ばし成長できると思っているのでこの国でもう少し辛抱強くプレーします。
以上が、スロバキア下部リーグ(主に3部リーグ)のリーグ編成、スタジアム、待遇などでした。チームや、個人の実力によってここに書いた事といろいろ異なることもあると思います。スロバキア、ヨーロッパに興味がある人は参考までにしてください。
次回 ☞ やっと後期初勝利👍
スロバキア3部リーグの実態 (リーグ編成、環境、スタジアム、待遇)
スロバキア3部リーグのリーグ編成、スタジアム、待遇etc
今日は今自分がプレーしているスロバキア3部リーグの仕組みだったり、3部リーグに所属しているチームの環境などを僕が知っている範囲でここに記そうと思います。
スロバキアに来る前に自分はいろいろな情報をインターネットで調べてみたのですが、スロバキアはドイツや、スペイン (下部リーグにたくさん日本人が所属していてインターネットで沢山の情報を得ることができる国) などとは異なり、下部リーグでプレーしている日本人がとても少なくほとんど有益な情報を得ることができませんでした。
ここで自分が発信することで、少しでもスロバキアの下部リーグに興味がある人、夏にスロバキア渡航を考えている人などの助け、情報提供になればと思います。
今回は主に3部リーグのリーグ編成、特徴について記していきます。
※今回ここで記すのは主に僕が所属している3部リーグのことになります。1,2部のチームとは状況が違く、待遇、環境は異なりますし、4部リーグ以下のチームでもお金があるチームは3部リーグのチームより待遇、環境がいいこともあります。
※あくまで自分がスロバキアで感じたこと、経験したこと、チームメイトから教えても らったことなどの情報になるのでここに記す情報が全てではありません。間違っている情報もあるかもしれませんので、参考までにしてください。
リーグ編成
スロバキア3部リーグは首都ブラチスラバとそれ以外の地域を縦に3つに分けた4つのリーグに分かれています。
Division C Bratislava (首都ブラチスラバの近郊)
Division C East (スロバキア東側のリーグ)
Division C Central (スロバキアの真ん中あたりのリーグ 👈自分が所属しているリーグ)
Division C West (スロバキア西側のリーグ)
スロバキアは2部リーグからがプロリーグで全国リーグとなっていて、3部リーグは日本で言う所の地域リーグのような位置付けでセミプロリーグになっています。ローカル選手は基本的に仕事をしていて、サッカーでプラスα 給料を頂いて生活していると思います。
リーグ時期(3部リーグ)
年によって異なるみたいで今年は
7月ぐらいから練習開始
前期リーグ 8月~10月終わりまで
10月終わりから1月頭まで休み
1月頭から練習再開・プレシーズン
後期リーグ 3月終わりから6月終わりまで
実際にリーグ戦をやっている期間は約6ヶ月で、その中で30試合を行うので1週間に2日試合がある週なども多々あり少し過密な日程になっています。
前期最終節から後期開幕までは5ヶ月ととても長い期間が空き、冬に大きく補強をしたり、チーム編成が大きく変わることがあるみたいです。
冬は寒く、雪が積もる影響もあり冬の休みはちょっと長めです。
今年はコロナや、来年のW杯などの影響で例年になく過密みたいです。
昇格・降格
3部から2部への昇格は各地域で1チーム。多分、2部のチームなどとの入れ替え戦はなく各地域で優勝を決めればストレートで昇格だと思います。
3部から4部への降格は各地域で1チーム~4チームくらいと、正確には決まっていないみたいで上のリーグなどの影響を受けて後々に決まるみたいです。
外国人枠・外国人選手(3部リーグ)
同時に試合に出場できる外国人は3人までです。
ただEU圏内の選手は外国人枠にカウントされないみたいです。(もしかしたらEU国籍の選手の枠も決まっているかもしれません。そこは把握してないです)
3部リーグは日本人の他に韓国人や、中国人といったアジア系の選手、セルビアやチェコなどの近隣ヨーロッパの選手、ブラジル、アフリカの選手などと幅広い国の外国人が沢山います。ただ、外国人が1人もいないローカル選手だけのチームももちろんあります。
ビザや登録など(3部リーグ)
1部、2部リーグのチームは必ず労働ビザを出してくれます。
しかし、3部リーグ以下のチームはビザを出してくれないところが多いいと聞きます。
ただビザを取得してなくても、3部リーグ以下は登録して試合に出場することができます。
一方でスロバキアはワーキングホリデーでビザを取得でき、取得するハードルも低く、手続きもスムーズに行えるみたいなのでワーホリを取得するのも良いかもしれません。
(ワーホリを取得することで、3部以下のチームではビザを持っているという理由でビザを持ってない人に比べチームが決まり易くなったりすることもあるみたいです)
現在の日本人選手の数
1部リーグに2人 (Michalovceと言うチームに2人)
2部リーグは0人
3部リーグは5人(把握している人数が5人の為本来はもう若干名いるかもしれません)
(前期は自分と同じリーグにもう1人の2人だけだったと思います)
4部リーグ~ 数名
過去にも、現在にもスロバキア1部、2部でプレーした日本人選手はかなり少ないみたいです。現在まででスロバキア 1部、2部でプレーした日本人選手は10人にも満たないと思います。
後期から新しくスロバキアに来た選手も多く、前期に比べると増えましたがドイツやスペインなどの国に比べると下部リーグの日本人選手の数は少ないです。
スロバキア下部リーグの特徴
1部、2部リーグはテレビでの放送を始めインターネットでのライブ中継を行っています。
3部リーグはライブ中継こそはないものの、各試合に必ずビデオマンが来て試合を撮ってくれてそれがスロバキアのサッカーサイトに必ず載ります。(早ければその日のうちにアップされます)ですので、どの3部のチームの試合もフルで見返すことができ、(対戦相手の対策もできます)また自分のプレービデオもしっかり作ることができます。試合の映像がサイトに載るので自分のプレーをいろいろな人に見てもらえる可能性が増えます。
https://sportnet.sme.sk/futbalnet/z/ssfz/zapas/567694/videozaznam/
スロバキアは国内でのステップアップが多いのも特徴みたいです。下部リーグに沢山のチャンスがあるみたいで、スロバキア国内での実績、経験を評価して、夏や冬に下のリーグから上のリーグに移籍する選手が多いみたいです。
今、1部でプレーしている日本人2名の方も共にスロバキア4部で活躍していきなり4部から1部へのステップアップを果たしたみたいです。(もちろん相当な実力があり4部リーグでは飛びぬけていたみたいですが、、、笑)
最近ではその他にも6部から半年で3部に移籍した外国人や、ローカル選手で7部から3部に移籍してそこから半年で1部(7部→3部→1部)に移籍した選手もいるみたいでスロバキアのバァーディー(イングランドで下部リーグからプレミアリーグに這い上がった選手)と話題になりニュースになったみたいです。このようにスロバキアは下部リーグでも結果さえ出せば国内でステップアップできる可能性が十分にあるリーグみたいです。 The海外と言ったリーグですね笑
3部リーグは1部のチームからレンタルできている選手が多く、同じチームでプレーしたり、対戦することでトップリーグの選手の実力を近くで感じれます。
自分のチームにも1部からレンタルで来ている選手が2人(21歳と17歳)いて、良くも悪くも1部リーグの選手の実力が何となくわかります笑
前期のとある対戦相手には1部からレンタルで来ている選手が3人いて、その3人はやはり実力が抜き出ていて1部の選手というのが納得のレベルでした。
今回は長くなったのでこの辺で終わります。
次回に3部リーグのスタジアム、待遇、環境、サッカーの特徴など僕が知っている範囲で記そうと思います。
次回 ☞ スロバキア3部リーグのスタジアム、待遇、環境
新しい外国人と新しい監督
後期を戦う外国人
話は少し戻りますが、リーグ再開前の先週の水曜日にアメリカ国籍(21歳)のエリックがチームに合流して、後期を戦う外国人4人が全員揃いました。
後期は前期から引き続き在籍している僕(22歳)と、ブラジル人(31歳)のダニエル、後期から新しく入った同じ日本人(23歳)の佐伯さんと、冒頭で話したアメリカ人(21歳)のエリックの4人です。
もともと、僕が来る前にイギリス人とポルトガル人の選手が居たみたいですがその2人はチームに何も言うことなく契約を破棄して、突然姿を消してしまったみたいです笑
そんなのありなんですかね、、、?
前期は僕とブラジル人のダニエルの他にセルビア人が2人いましたが、セルビア人2人がいなくなり、日本人の佐伯さんとアメリカ人のエリックと入れ替わった様な形です。
暇なんで簡単に後期の外国人の特徴説明します
ー最年長 ダニエル(ブラジル・31歳・ST,CMF)ー
- 31歳ながらヨーロッパで挑戦
- ブラジル人だが英語もバッチリ
- 年齢の影響もあり怪我が多く稼働率は低いが試合に出たら必ず結果を残し実力は本物(ブラジル時代には現リバプールのフィルミーノと同じチームでプレー)
- ブラジル人らしく家族大好きで、陽気でダンス好き
- ところどころ汚く、だらしなく、31歳とは思えない幼稚なことをする笑
- 動画を見る時にイヤホンを頑なに使わず音量がめちゃくちゃうるさい
- 総じて本当にいい人間、いいサッカー選手、大好き
ームキムキ エリック(アメリカ,スペイン・21歳・SB,CB)ー
ー優しい 佐伯さん(日本・23歳・SB,CB)ー
- 練習熱心
- とにかく優しい
- 外国人のノリにも合わせられるノリの良さ
- 準備周到
こんな雑な説明ですがどんな人たちかイメージ湧きましたか?笑
みんないろんな個性があり、それぞれの国の文化があるので、外国人と生活すると時々ストレスを感じることもありますが、それはきっと向こうも同じ。お互いの生活を尊重しあって仲良くやっていきます。
監督交代
外国人が前期と入れ替わり、それ以外にも監督が代わり、新しい監督になりました。
ちなみに前期は最終節を残して成績不振で監督がクビになってしまい、前期の最終節は監督不在で戦いましたが、後期を戦うにあたり中断期間に無事に新しい監督が見つかったみたいです笑
余談ですが、僕は前期に指揮を執っていた監督が "人間的" にすごい好きでした。(ローカル選手は監督の練習メニューや、戦術などでよく文句を言ったり揉めていましたが、、、笑) 前野監督は英語で積極的にコミニケションを取ってくれて、コンディションにも気を使ってくれたり、外国人に対して凄いリスペクトを持って接してくれました。また前期、チームに途中から合流した僕をすぐ信頼してスタートから出してくれて、いい時も悪い時も使い続けてくれました。結果的に自分の実力不足でチームはなかなか勝てず、前期最終節を待たずして監督はクビに。
監督は本当に突然去ってしまい、挨拶もなく、直接お礼を伝えることもできず、それが本当に残念でした。せめて使い続けてくれた監督に結果を出しで感謝を伝えることができていれば、、、
そんな思いをもうしたくないので個人、チームと両方でしっかり結果を残して後期は新しい監督と、シーズン終了までしっかり戦えるように。
チーム全員で
ローカル選手の入れ替わりは少なく、チームの雰囲気、選手層などは良くも悪くも前期と変わらず、、、笑
そんな中で迎えた後期初戦は落としてしまいましたが、リーグはまだまだこれから。
新しい外国人と新しい監督、ローカル選手で息を合わせ頑張っていきます👍
次回 ☞ スロバキア3部リーグの実態
後期リーグ初戦
後期リーグ再開
スロバキアに戻ってきて約2週間。やっと後期リーグが再開しました。
心配していたグランドも、ここ1週間天気が良い日が続きなんとか使える状態に戻りました。と言っても雪の影響で所どころはまだ緩く、、万全の状態とは程遠かったですが、、、笑
結果は
VS FTC FILAKOVO (10位)
TOTAL 2 ― 3
(1 ― 1)
ホームで痛恨の逆転負け。最低でも勝ち点を取らなければいけに試合だっただけに、非常に残念な結果になりました。前半は良い入りができて、立ち上がりに先制点。その後も自分たちのペースで進めて決定機を作るも決めきれず、逆に前半終盤にミスも絡み失点して同点で前半を折り返します。前半は同点に追いつかれたものの決して悪い内容では無く、後半に向けて修正して士気を高めれるかと思いきや、ハーフタイムのロッカーは何故か負けているかのように重苦しい雰囲気。その雰囲気が後半の自分たちの結果に繋がったなと思います。
後半は自分のミス、そしてゴラッソを決められあっという間に 1-3 に。その後、1点を返すものの、残り時間を徹底したロングボールや、ピッチ上での時間稼ぎで相手にうまく使われ 2-3 で試合終了。
ホームでの負け、逆転負け、リーグ再開初戦での負け、すべてが重なり、すごくチームに重くのしかかる負けになってしまいました。
チームを助けるはずが、自分のミスから失点に、、、
チームの出来と同様、前半のパフォーマンスは満足はできないが自分の役割をしっかり果たせたと思います。守備面で、個の力でボールを奪うという自分の求めている形をピッチで表現できました。一方で後半は、自分が中盤でボールを奪われそこから速攻で攻められ失点。結果的に自分のミスから逆転ゴールを決められてしまいました。そのミス、失点が、チームの歯車を狂わせてしまい、逆転負けという結果を招いてしましました。
ミスとメンタル
そのミスが自分の1試合を通してのパフォーマンスの分岐点にもなったと思います。ミスから、プレーが消極的になってしまいその後は良いとこもなく、存在感が完全に消えてしまいました。ミスしたことがショックだったというよりは、これ以上ミスしたくないというネガティブな思考になってしまいました。
プロの試合では、ミスで失点に絡んだ選手が、落ち込むことや、消極的なプレーになることなく逆に奮起して最終的に、ミスした選手が得点を決めたり、アシストでミスを帳消しにするというシーンを何度も見たことがあります。
自分のミスを瞬時に切り替えて、自分で必ず取り返すというマインドに持っていけない、実行できないとこもまだまだ自分の甘さであり、技術もしかることながら、それ以上にこういったメンタルの部分がプロの選手と大きな差があると改めて感じました。
後14試合を全力で
悔しい。
ほんとうに悔しすぎる敗戦、そして個人のパフォーマンスになってしまいましたが、まだリーグ戦は14試合残っています。今日のビデを見て、反省をしっかりして、後は切り替えるだけ。
とにかく時間も限られているので、また明日からいい準備を。今日の負け、自分のミスをこれからの試合に活かせるように。
次回 ☞ 新しい外国人と新しい監督